ボロ雑巾な(元)SEの焼き肉食べたい!

面倒なことは嫌い。先人の知恵は遠慮せずに活用する元SE兼何でも屋のぼやき。 仕事柄、Windows系の記事ばかりになってしまうのは仕方がないの。

解除

楽天メールマガジンをまとめて解除する方法

楽天の各種サービスを利用されている方はご存知と思いますが、キャンペーン等の利用の条件にメールマガジンの購読が条件になっている場合が多々あります。

放置していると日に日に購読するメールの数が増えてしまい、本当に必要なメールが埋もれてしまう結果に陥りがちです。

特に購読停止(解除)する方法が分かりにくい(と思うことで有名?)です。
もちろん解除はできるのですが、あまり公にはしたくないようですね。
でも、まとめて解除するページは存在します。ある程度の購読は仕方ないので、一定期間ごとにメンテナンスしましょう。
解除ページは、この下のリンクです。

こちらから楽天からの携帯メルマガを一括配信停止する事が出来ます。 

このページでPCと携帯へ送られるメールの大半は解除することができますよ。
 

【備忘録】ChromeのCacheフォルダをRamdiskに移動するときの注意点

Chromeのキャッシュフォルダを移動するときの備忘録

多数のサイトさんにて紹介されているので、わたし用のメモ。

【方法】 
①デフォルトのキャッシュフォルダの一の確認:~中略~\Google\Chrome\User Data\Default\Cache
②移動先のキャッシュフォルダの作成:(例)Z:\Temp\Chrome\Cache
③Chromeをすべて終了
④①のCacheフォルダを削除して(必要があればリネームしてバックアップ)する
⑤①から②のフォルダに対してシンボリックリンクを作成(管理者権限必要)
⑥Chromeを起動して、②のフォルダにキャッシュファイルが作成されることを確認する

※注意②のフォルダは空にしておく必要がある。何かファイルがおいてあると、⑥の時に⑤のシンボリックファイルが解除されて元の場所にCacheフォルダを作ってしまうため。
理由は知りません。


 

【解除編】Seagateロック問題を解いてみる

前回に続きロックされた状態のSeagateハードディスクのロックを解いてみようと思います。
配線まで済ませてあるので、今回はハードディスクに実際にコマンドを送信してロック解除に挑みます。

使用する機材としては、
  • ロックされたハードディスク
  • 上記に接続されたシリアル通信ケーブル等々
  • TeraTerm
を使用します。

1.まず、ハードディスクおよびシリアル通信変換基盤もろもろをPCに接続します。
そして、静電気で基盤をバーンしないために何か金属に触れて体の静電気を放出しておきます。その後、ハードディスクの基盤のネジをすべてはずし、基盤を取り除きます。

基盤を取り外したら、後でハードディスクの電源を入れたまま基盤を接触させるため、絶縁されたシート等を2か所の端子部分に挟んで上から基盤を載せて軽くねじ止めしておきます。このシートを引き抜けるくらい遊びを持たせておきます。私は三つ折り位にしたA4のコピー用紙を使用しました。

2.TeraTermを起動してシリアル接続を行います。また、ハードディスクの電源を入れます。
設定は、次の画面の通り
s20

3.ここからシリアル接続をハードディスクに行ってコマンド送信を行っていきます。

送信するコマンドは次の順に行っていきます。

まずは、接続直後にCtrl+Zを入力します。次のプロンプトが表示されます。次のコマンドを入力するまで約15秒ほど待ちます。
F3 T>
/2を入力
F3 T>/2
Zを入力
F3 2>Z
Spin Down Complete
Elapsed Time 0.133 msecs 
基盤をハードディスクに接続(絶縁シートを抜き)し、次のコマンド(U)を入力
Spin Up Complete
Elapsed Time 1.922 secs
この時、次のようなエラーが表示される場合があります。この時はハードディスクと基盤の接触不良が考えられます。ネジを少し強めに閉めることで私は解決できました。
DiagError 00006008
Spin Error
Elapsed Time 8.590 secs
R/W Status 2 R/W Error 84150180
/1を入力
F3 2>/1
N1を入力
F3 1>N1
/Tを入力
F3 1>/T
i4,1,22を入力
F3 T>i4,1,22
m0,2,2,,,,,22を入力。コマンド入力後、メッセージの表示まで時間がかかるかもしれませんが我慢して待ちます。
F3 T>m0,2,2,,,,,22
Max Wr Retries = 00, Max Rd Retries = 00, Max ECC T-Level = 14, Max Certify Rewrite Retries = 00C8
User Partition Format Successful - Elapsed Time 0 mins 00 secs

ここまで表示されたら終了です。
あとは、電源を切ってハードディスクと基盤を挟んでいたスポンジと基盤を元の状態にねじ止めしてショートなどがないことを確認します。

運が良ければ、ロックが解除され中のデータが参照できるようになるはずです。
参照できるうちにバックアップを採取してデータを救ってあげましょう。

ロック解除編は以上です。
ちなみに別のハードディスクでSMARTの警告が出始めました(汗)
やっぱり消耗品ですね。 

【準備と工作編】Seagateロック問題を解いてみる

遅くなりましたが、いつか予告したSeagateハードディスクのロック問題を解いてみようと思います。
長くなりそうなので、記事は分けて今回は準備編と工作(というか、接続)編にします。

一応、この記事を見て真似する方はいないと思いますが、万一、この記事を参考にした結果や効果などは一切保障しません。ですので、ハードディスクが壊れたじゃねーかゴラァといっても自己責任ですよ。

先にネタバレしますが、ロック解除は成功しましたがデータは救出できませんでした。パーティションは大丈夫でしたが、中身がCRCエラーで取り出せませんでした。なので、ロック解除成功してもデータも大丈夫とは考えない方がよいでしょう。
幸い、私の場合はロックされる前にバックアップを取得しておいたので事なきをえたわけですが・・・

ちなみに、この問題は数年前から発生していて、先人の方々の知恵を拝借しています。
挑戦される方はWeb上に沢山記事がありますのでそちらを参考にしてください。
私が参考にしたのはSeagate製HDD 解析まとめが主になっています。

ロック解除を行うこととなった経緯としては、マザーボードに接続されていたこのHDDが突然アクセス不能となって、?と思いきや試行錯誤した結果、「これロックじゃね?」となったわけです。
症状としては、
  • OSからは全くアクセスできない(コンピュータの管理にも出てこない)
  • BIOSでも全く認識されていない
  • でも、電源は入るしモーターは回っているっぽい
  • カッコン病にはかかっていない模様
ちなみにこのHDD、当時ロック問題が表面化した時にファームウェアのアップデートやったんですよね。次の画像にファームウェアが「SD14」となっていますけど、これからアップデートしてます。
なので遂に逝かれたと思い、どうせならロックなら解除してみようかな。という安易な考えです。

まずは用意するものをご紹介しましょう。

1.ロックされたであろう信頼のSeagate製HDD
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かわいそうなHDD
2.USB-シリアル変換基盤
 HDDとの通信はシリアル通信で行うのですが、直接シリアル通信の信号を扱うには面倒なのでTTL変換も混みでUSB接続型のシリアル変換基盤を用意します。今回は某オークションで入手しました。650円位。
Windowsで使用するのですが、標準では認識されないとの情報がありましたのでメーカーサイトからドライバをダウンロードしておきましょう。
そういえば、ロック解除キットなるものも出品されていますね。実績があるようなので便利ですよね。ただ私のように1台だけ解除するにはコストがかかるので購入は見合わせました。
s02
右側がUSB端子。左側にシリアル信号の入出力端子を備えています。
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裏面。今回はTXD、RXD、GNDを使用します。
3.HDDの通信端子に接続するコネクタ(の部品)
 よく見るコネクタですね。ただ、これらにも種類があって2.0mピッチのものが必要です。千石電商で50円くらい。
こいつは工作が必要になります。接続ケーブルを別途用意して右側の部品に鉸めて左の黒いプラスチックのコネクタに固定します。
本当はここまでする必要はないようで、小型のピン(名称失念)を挟む方法でもよいですし、直接HDDの基盤に半田づけする猛者もいらっしゃるようです。
s04
紛失するかもしれないので、予備を用意するといいかも。
4.T6タイプのヘクス(ヘックス)ドライバ
 HDDの本体と基盤を固定しているネジをはずすのに使います。このHDDのネジは特殊でネジ山?が星型になっています。自宅にはT8~しかなく、試しにT8を突っ込んでみましたが無理でした。近所のホームセンターで580円。
s05
たががドライバのくせにお高い。
5.SATAの電源
 マザーボードから直接とってもいいのですが、試行錯誤したり基盤を扱うときに衝撃を与えられないので手元でON/OFFできるアダプター的なものが用意できればよいでしょう。わたしは、外付けHDDケースにしようしているACアダプタの電源部分のみをSATA電源に変換するコネクタを噛ませて使用しました。

ここまでがおおまかな部品等の準備になります。

次に、HDDとの接続ですがSATAデータ端子の横のコネクタに接続します。コネクタの接続は順に、
向かって左から変換基盤のTXD、RXD、GNDが接続されるようにします。一番右側は使用しません。
 
s06
試しに接続してみた。 
全体像は次の画像のようになりました。
この時点ではまだ電源を入れていません。
ちなみに、シリアル変換基盤とHDDの接続に使ったケーブルですが、PCの部品箱に眠っていたPS/2の接続ケーブルをちょん切って流用しています。コネクタサイズが変換基盤の端子とぴったりでした。そんで、反対側は先に述べた通り工作してコネクタをつけたものです。

s07

s08
意外とシンプルな構成。
 
次に、HDDの基盤のネジ位置を確認しておきます。
(多分)6本のネジがあります。後ですべて取り外します。ちなみに、I/F側に近い2本のネジは他よりも長いネジなので、取り付ける際に間違えないようにしましょう。

s09
普通のネジにしてほしかったよ。
一度、ネジをはずしてHDD本体と基盤をばらしてみましょう。
ネジ以外はケーブル等なく画像の右側にある端子(丸で囲った2か所)でモーターやデータの制御を行っているようです。なので、直接触れたりネジを落としたりしないよう注意してください。
また、本体と基盤の間にはスポンジが取り付けられています。これは後の作業で邪魔になるので取り外しておきます。

 BlogPaint

準備と工作編はこんなところでしょうか。
長くなりましたので、今日はこの辺で。 

【次回予告】Seagateハードディスクのロック問題を解いてみる【たぶんやる】

随分と古いネタですが、我が家のSeagate製HDDがロックされたようです。
FWはアップデートしておいたはずなんですが、症状はロックぽいので駄目もと失敗でロック解除に挑戦してみようと思います。
 
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