こんなニュースが流れていますね。

Office 365に付随するOneDriveの容量が無制限から1TBに(PC Watch様)

事の発端は、一部のユーザが75TBの容量を占有したからだとか。

その一部のヘビーユーザのために全ユーザへの影響が及ぶとは残念ですね。

MS的には、バックアップ目的ではなく生産性向上のために使ってもらいたい。とのことですが、それを理由に無制限プラン撤廃というのは私的には少々違和感があります。

また、大部分の利用者層と思われる無料版OneDriveについても15GBから5GBへ縮小されるとのこと。
こちらに関しては影響を受けるユーザも多いのではないかと思われます。

少なくとも、上記の占有理由だけで無料版まで「上限を下げる」という対応は如何なものかと。
この手のサービスは全アクティブユーザが上限領域をすべて使い切らないという前提で設計されていると思いますが、無料版も制限しなければならないほど深刻な事態なんでしょうか?だとしたら、想定外ということですかね?

5GB以上利用されている方は、一度OneDriveの内容を整理した方がよいと思います。
先の記事にも触れられていますが、いずれファイルのアクセスが削除されアカウントロックがかかるようです。

私のところは私用容量5GB未満でしたので、ファイルがなくなることはないと思いますが怖いですね。
クラウドであっても別のクラウドにバックアップするべきと考える私としては、早めに対処したいところです。

クラウドだからといって過信した結果、思わぬことになってしまう事例としては勉強になりますね。

では。
2015年12月12日追記

非Office365ユーザ向けの提供方法が修正されたようです。
「OneDrive」、15GBの無料容量がオプトインで持続可能に