Chromeの再インストールと64ビット版導入。第2回目。
 今回は、各種設定のバックアップや確認を行います。

 前回はこちら

 では、さっそく。

・ Chrome Syncを使ってブラウザ設定を同期
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 設定→ログインから、Googleアカウントにてログインします。この方法ではブラウザの設定がGoogleアカウントに紐づいた形でGoogleのサーバに保存されるので、個人設定をいちいち記録しておく必要はありません。

 同期させる項目は「同期の詳細設定」から必要なものを選んでおきます。フォームに入力されたパスワードなどのプライバシーにかかわるデータはもともと保存しないのですが、念には念を入れて同期対象から外しておきましょう。
 アプリ、拡張機能、設定、ブックマークが同期されていればよいと思います。この辺は個人のさじ加減で調整してください。

・ Googleダッシュボードで同期状態を確認
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 先の設定画面に「Googleダッシュボード」へのリンクがありましたが、これをクリックするとChrome Syncにて同期された項目の数が表示されます。
 同期を開始してから終了するまで10分ほどとの情報がありました。ただ、同期が終了してもそれは通知されない(と思う)ので、20分ほど放置してお茶でも飲んでおきましょう。
 画面は放置した結果ですね。「アプリケーション」と「拡張機能」の数がローカルの数と一致しているかで判断してもよいと思います。設定やブックマークは数えても仕方ありませんので。

 ちなみに、「開いているタブ」これの数字がよくわかりません。実際に開いているタブは5つもなかったのですが、プラグインなどの数も含まれているのか?気になる方は個別に調べてみてくださいね。

・ 拡張機能のデータバックアップ

 拡張機能の設定のバックアップを行います。Chrome Syncで同期されるか不明なためバックアップ可能なものはバックアップし、設定を書き留めるなどの対処を行います。

 今回は、「KeyConfig」のみ設定のバックアップを行いました。他の拡張機能は設定が消えてもよいものや、再設定項目が少なかったので手間を省くために省略です。

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 Key Configの設定画面。カスタマイズしている数は少ないですが、再設定が面倒な部類のものです。

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 Advancedタブの「Export Configuration」をクリックすると、現状の設定内容をテキストボックス内に出力してくれます。保存までは行ってくれないので、この内容をコピペしてテキストファイルに保存しておきます。この内容は設定復元時に使用します。

・ 設定の記録
 Chrome Syncで同期されるか不明なものは自力でメモしておきます。
 初期値から変更しているものを書き出しておきます。(たとえば、フォームのパスワードを保存しないなど)

・ プラグインの確認
 プラグインもChrome Syncで同期されるはずですが、後のチェック用に現行で有効になっているものをメモしておきます。
 chrome://plugins から確認。
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有効になっていたもの一覧。

■Nixysa complex sample plugin - バージョン: 4, 0, 0, 1
 PhishWall for Chrome plug-in
■Widevine Content Decryption Module - バージョン: 1.4.6.703
 Enables Widevine licenses for playback of HTML audio/video content. (version: 1.4.6.703)
■Adobe Flash Player (2 files) - バージョン: 15.0.0.152
■Shockwave Flash 15.0 r0
■Native Client
■Adobe Reader - バージョン: 11.0.9.29
■Adobe PDF Plug-In For Firefox and Netscape 11.0.9
■NPLastPass - バージョン: 2.5.5
 LastPass Plugin
■Google Update - バージョン: 1.3.24.15
■Silverlight - バージョン: 5.1.30514.0


・ 試験運用版機能の確認
 Chrome Syncで同期される可能性が低いので、後のチェック用に現行で有効になっているものをメモしておきます。
 chrome://flagsから変更点を確認して記録しておく
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 ■ソフトウェア レンダリング リストを上書き → 有効
 ■高速オーバーフロー スクロール → 有効
 ■タブ/ウィンドウを高速に閉じる機能を有効にする → 有効
 ■ハイパーリンク監査の無効化 → 有効
 ■QUIC プロトコル(試験運用中)→ 有効
 ■SPDY/4 を有効にする → 有効
 ■非同期 DNS を組み込む→ 無効
 ■スクロール予測を有効にする → 有効
 ■実装側での描画→ 有効
 ■HTTP 用のシンプル キャシュ。 → 有効

・ Chromeの終了
 思い残すことが無ければ、全Chromeを終了させます。
 タスクマネージャやProcess Explorerなどを利用してChrome.exeが残っていないか確認しましょう。

・ シンボリックリンクの解除(必要な環境のみ)
 私のChromeは以下のフォルダをRamdiskへのシンボリックリンクを張って軽量化させていますので、必要な方はそのフォルダを記録しておきます。また、ついでにリンクを解除しておいた方がよいかもしれません。

 ■Application Cache
 ■Cache
 ■GPUCache
 ■Media Cache


・ プロファイルフォルダのバックアップ
 万が一の場合に備え、設定やプロファイルが格納されているフォルダのバックアップを採取します。

 場所:"%userprofile%\AppData\Local\Google\Chrome\"


・ 既定のブラウザを変更
 無用なトラブルを避けるため、Chromeを既定のブラウザに設定している場合は、一時的にIEなどに変更しておきます。Chromeの再インストールが終了したら元に戻します。

今回はここまで。
次回は、Chromeのアンインストールを行います。
次回はこちら