なんの唐突もない話ではあるが、ハードディスクの内容を完全削除する必要があった。

今までは、専用のツールでNASAだかなんだかでも認められている方式で念入りに行っていた。

今回は、暗号化データのみが格納されていたディスクだったので(理由としてはおかしいが)、手軽にワイプできる方法で行った。

cipher /W:(ワイプするドライブ):

詳しくは、@ITの記事が参考になると思うが、簡単に説明すると論理ドライブの空き領域を0x00,0xFF,ランダムの順で埋めていくものだ。
専用のワイプツールと異なるのは「空き領域」のみが対象となるという点。
完全にパーティーションを潰してデータを埋める方式ではないということに注意が必要。

個人がワイプする程度ならばこのような方法もあるよ。時間はそれなりに掛かるけど。という備忘録。
もちろん破棄する場合や、企業から排出されるディスクは専用のツールを使うのが安全。