ボロ雑巾な(元)SEの焼き肉食べたい!

面倒なことは嫌い。先人の知恵は遠慮せずに活用する元SE兼何でも屋のぼやき。 仕事柄、Windows系の記事ばかりになってしまうのは仕方がないの。

2013年09月

【準備と工作編】Seagateロック問題を解いてみる

遅くなりましたが、いつか予告したSeagateハードディスクのロック問題を解いてみようと思います。
長くなりそうなので、記事は分けて今回は準備編と工作(というか、接続)編にします。

一応、この記事を見て真似する方はいないと思いますが、万一、この記事を参考にした結果や効果などは一切保障しません。ですので、ハードディスクが壊れたじゃねーかゴラァといっても自己責任ですよ。

先にネタバレしますが、ロック解除は成功しましたがデータは救出できませんでした。パーティションは大丈夫でしたが、中身がCRCエラーで取り出せませんでした。なので、ロック解除成功してもデータも大丈夫とは考えない方がよいでしょう。
幸い、私の場合はロックされる前にバックアップを取得しておいたので事なきをえたわけですが・・・

ちなみに、この問題は数年前から発生していて、先人の方々の知恵を拝借しています。
挑戦される方はWeb上に沢山記事がありますのでそちらを参考にしてください。
私が参考にしたのはSeagate製HDD 解析まとめが主になっています。

ロック解除を行うこととなった経緯としては、マザーボードに接続されていたこのHDDが突然アクセス不能となって、?と思いきや試行錯誤した結果、「これロックじゃね?」となったわけです。
症状としては、
  • OSからは全くアクセスできない(コンピュータの管理にも出てこない)
  • BIOSでも全く認識されていない
  • でも、電源は入るしモーターは回っているっぽい
  • カッコン病にはかかっていない模様
ちなみにこのHDD、当時ロック問題が表面化した時にファームウェアのアップデートやったんですよね。次の画像にファームウェアが「SD14」となっていますけど、これからアップデートしてます。
なので遂に逝かれたと思い、どうせならロックなら解除してみようかな。という安易な考えです。

まずは用意するものをご紹介しましょう。

1.ロックされたであろう信頼のSeagate製HDD
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かわいそうなHDD
2.USB-シリアル変換基盤
 HDDとの通信はシリアル通信で行うのですが、直接シリアル通信の信号を扱うには面倒なのでTTL変換も混みでUSB接続型のシリアル変換基盤を用意します。今回は某オークションで入手しました。650円位。
Windowsで使用するのですが、標準では認識されないとの情報がありましたのでメーカーサイトからドライバをダウンロードしておきましょう。
そういえば、ロック解除キットなるものも出品されていますね。実績があるようなので便利ですよね。ただ私のように1台だけ解除するにはコストがかかるので購入は見合わせました。
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右側がUSB端子。左側にシリアル信号の入出力端子を備えています。
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裏面。今回はTXD、RXD、GNDを使用します。
3.HDDの通信端子に接続するコネクタ(の部品)
 よく見るコネクタですね。ただ、これらにも種類があって2.0mピッチのものが必要です。千石電商で50円くらい。
こいつは工作が必要になります。接続ケーブルを別途用意して右側の部品に鉸めて左の黒いプラスチックのコネクタに固定します。
本当はここまでする必要はないようで、小型のピン(名称失念)を挟む方法でもよいですし、直接HDDの基盤に半田づけする猛者もいらっしゃるようです。
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紛失するかもしれないので、予備を用意するといいかも。
4.T6タイプのヘクス(ヘックス)ドライバ
 HDDの本体と基盤を固定しているネジをはずすのに使います。このHDDのネジは特殊でネジ山?が星型になっています。自宅にはT8~しかなく、試しにT8を突っ込んでみましたが無理でした。近所のホームセンターで580円。
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たががドライバのくせにお高い。
5.SATAの電源
 マザーボードから直接とってもいいのですが、試行錯誤したり基盤を扱うときに衝撃を与えられないので手元でON/OFFできるアダプター的なものが用意できればよいでしょう。わたしは、外付けHDDケースにしようしているACアダプタの電源部分のみをSATA電源に変換するコネクタを噛ませて使用しました。

ここまでがおおまかな部品等の準備になります。

次に、HDDとの接続ですがSATAデータ端子の横のコネクタに接続します。コネクタの接続は順に、
向かって左から変換基盤のTXD、RXD、GNDが接続されるようにします。一番右側は使用しません。
 
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試しに接続してみた。 
全体像は次の画像のようになりました。
この時点ではまだ電源を入れていません。
ちなみに、シリアル変換基盤とHDDの接続に使ったケーブルですが、PCの部品箱に眠っていたPS/2の接続ケーブルをちょん切って流用しています。コネクタサイズが変換基盤の端子とぴったりでした。そんで、反対側は先に述べた通り工作してコネクタをつけたものです。

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意外とシンプルな構成。
 
次に、HDDの基盤のネジ位置を確認しておきます。
(多分)6本のネジがあります。後ですべて取り外します。ちなみに、I/F側に近い2本のネジは他よりも長いネジなので、取り付ける際に間違えないようにしましょう。

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普通のネジにしてほしかったよ。
一度、ネジをはずしてHDD本体と基盤をばらしてみましょう。
ネジ以外はケーブル等なく画像の右側にある端子(丸で囲った2か所)でモーターやデータの制御を行っているようです。なので、直接触れたりネジを落としたりしないよう注意してください。
また、本体と基盤の間にはスポンジが取り付けられています。これは後の作業で邪魔になるので取り外しておきます。

 BlogPaint

準備と工作編はこんなところでしょうか。
長くなりましたので、今日はこの辺で。 

1円の魅力と恐怖

ちと普段の話題からそれますが、みなさんネットオークションって興味ありますか?
国内だとYahoo!オークションや楽天オークションが大手ですね。
私は落札側でもありますし、たまに出品者側になることもあります。

落札するときは欲しいものをどれだけ安く手に入れるか、送料が安くつくか(地方だからw)を重視しています。
出品するときは価格設定にとても悩みますね。
利益は無視して1円スタートしたりしますが、終了間際まで1円入札のままだとヒヤヒヤさせされたりしますw。
実際今までの出品した物は1円スタートでほぼ1円で落札されています(汗
でもリサイクルショップで引き取ってくれないようなものでも1円でも売れればうれしいものです。

反面、意外なものが1円で落札できたりします。実際、相場1000円程度のものが1円で落札できたこともありました。出品された方もびっくりしていましたwお互い様ですね。と会話をしたものです。

私はあまり最新機種とかこだわりがないので、多少の型落ち品とかでも大丈夫なほうです。そんな時はオークション。ちょっと時間があるときなどいかがでしょうか?
(↓からどうぞ)

無線LANと有線LANの同時使用(ネットワークブリッジ編)

以前、同様の記事(無線LANと有線LANの同時使用)で紹介した方法ですが、あまりスマートな方法ではないとは思っていたのですが、今回は別の方法で同時利用する方法をご紹介。

前提として、
・Wi-Fi接続するインターフェースがある
・LANのみに接続するインターフェースがある
・上記2つのインタフェースを場合によって(透過的に)同時利用したい。
(インターネット接続が必要なアプリを使用するときはWi-Fi、NASを使用する場合はLANという具合)

前回は、インタフェースのメトリック値を利用して一旦Wi-Fi側にパケットを飛ばす方法にしていました。
今回はネットワークブリッジの機能を利用して実現する方法をご紹介します。

いつも通り、詳細はGoogle先生に教えてもらってください。

ネットワークブリッジは、その名の通り複数のネットワークを相互に接続(ブリッジ)する機能です。
本来はブリッジというハードウェアがあってそれで実現ていたもんですが、個人用途にはソフトウェアで実現するブリッジでも全然問題ないです。

ネットワークブリッジの設定方法はいたって簡単。 
「コントロールパネル」「ネットワークとインターネット」「ネットワーク接続」と辿っていき、ブリッジしたいWi-FiとLANの名前をCtrlキーを押しながら選択します。そして、右クリックから「ブリッジ」をクリックすればOKです。

ネットワークブリッジが作成されるとこの画面に「ネットワークブリッジ」というインターフェースが追加されます。
ブリッジに追加されたインターフェースはほとんど設定項目がなくなるので、「ネットワークブリッジ」インタフェース側にて設定は行います。普段使う分には特にいじる必要はないと思います。私はWebアクセスがLAN側インターフェースから行えることを確認しました。

メトリックを使うより簡単なので試してみてはいかがでしょうか?
(ちなみにICSを使ってWi-FiとLAN同時利用もできます。これはまたの機会にでも)



Seagateのロック問題を記事にするって言っておきながら、なかなか書いていませんね。そのうち;
 

ソフトバンクとイーモバイルの回線両方使えるって

私の場合は音声通話はSB、データ通信はEMなんだけど、↓のようなものに一本化できないものだろうか?
なんだか無駄になっているようなそうでもないような?
データ通信だけの機能で、SBとEMの回線でどちらかが使えるということだよね?
音声通話は別に契約が必要なんだよな。。。

 

Windows7の圧縮フォルダって必要?

WindowsXPのころから実装されている圧縮フォルダ機能。
エクスプローラから圧縮ファイルを透過的に扱えるということで用意されているものだが、私は当時から邪魔で仕方がなく機能を無効にして使っていた。

Windows7に乗り換えてからあまり気にはしていなかったのだが、突然、これが邪魔になり始めた。
エクスプローラのツリーにZIPファイルとかが出てくるのが無性に腹立たしい。

という訳で、この機能を無効にする方法を探りました。
。。。面倒くさいですね。XPのころはレジストリ一発というカンジでしたが今回は手順が多数ある模様。

幸い、一括でレジストリの修正を行ってくれるバッチを提供されている方がいらっしゃいましたので、これを使用させていただきました。
使い方としては、バッチファイルを管理者権限で実行してPCを再起動するだけです。

このバッチは広く知れ渡っているようなので興味のある方は探してみてください。

今のところ、拡張子の関連付けが解除されるといったトラブルはないようです。 
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