Paragon Backup & Recovery 2012 Freeを使うと「新しいボリュームの自動マウントを無効」になるようです。
少なくとも私のPCでは起動するだけでそのような挙動になります。

別のWindows7搭載PCでmountvolコマンドで確認してみると、新しいボリュームの自動マウントは有効になっています。(Pragonはインストールしていない)

Google先生によると、この自動マウントが有効になっていないとRAWデータにアクセスできないとのこと。
RAWデータが指し示すところはCドライブの先頭(隠し)パーティーションと思われます。

それが原因でWindows7のバックアップが正常に機能しない結果に至った。と結論付けました。


が、そもそも
Paragon Backup & Recovery 2012 Freeをインストールした訳は、Windows7のバックアップ機能を使うつもりがなかったからです。では、なぜWindows7のバックアップ機能のエラーで騒いでいたかというとParagondでもCドライブのバックアップに失敗していたからです。Paragon側の異常終了だったのでこちらでの対処はすぐにできないと考えました。


当初の予定としてはParagonで全ドライブのバックアップを取得するつもりだったのですが、Cドライブのみエラーとなったため、CドライブのみWindows7の機能でバックアップを行い、それ以外のドライブはParagonを併用してバックアップを行うよう進めました。
その結果がこれですよ。先にParagon側のエラー原因を突き止める必要があったようです。しくじった・・・

なぜ、Paragonをインストールしようとしたか?ですが、バックアップイメージを仮想化してマウントできるなどのWindows7搭載のバックアップより機能が豊富で柔軟性があると考えたからです。

このような状況では併用はできません。どちらかのバックアップ機能で一本化する必要があります。
今実現可能な選択肢はWindows7のバックアップ機能を使うことです。Paragonの機能性を捨てることになりますが。

さて、どうするか?
  • Paragonのエラー原因を突き止める
  • Windows7のバックアップ機能で我慢する
  • 他のバックアップソフトを模索する
バックアップイメージは同一筐体内の別ドライブに一旦作成し、その後NASに転送することを考えています(最低限の冗長化)。それが実現できる方法を模索したいと思います。Windows7のバックアップ機能はネットワーク上にバックアップイメージを作成できる(Professional以上)ので実現可能ではあるのですが、若干自由度に欠けるので極力使いたくないですね。
とりあえず、現行環境でデータの保全ができるWindows7のバックアップ機能で一本化して置くことにします。
これでも、別ドライブに保存したイメージをバッチやPowerShellなんかでNASに転送することは可能ですし。

もう寝る。